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【People】ヨガインストラクター・奥村麻里さん特別インタビュー

2018/07/12

横浜を中心に4つのヨガスタジオとオーガニックカフェを運営する株式会社BEL-CIELO取締役であり、
ご自身もヨガインストラクターとして多方面でご活躍の奥村麻里さん。
現代社会におけるヨガの意味や、食を含めた体と心の関係性、力を入れられているヨガと他のスポーツの
クロストレーニングについてなど、いろいろとお話を伺ってきました。


コンサル会社の会社員から一転、ヨガインストラクターへ


—奥村さんの現在のお仕事全体について、そしてヨガを始められたきっかけについて教えていただけますか。

OLからヨガのインストラクターになったのですが、フリーランスとして働いていく中で自分で事業をやってみようかということになり、先輩だった方と2012年に株式会社BEL-CIELOを立ち上げました。
自分が本業でインストラクターをやりつつも会社経営をしている、二足のわらじといったら変ですが、そんな感じです。
設立から6年間、必死で駆け抜けました。スタジオをひとつひとつ増やして。
ビジネスについては考え出すと怖すぎて眠れなくなってしまうので、「考えない」という技が高いレベルで身につきました(笑)。
こちらの「元町・YOGA2016」スタジオは一番新しいのですが、念願のオーガニックカフェと併設になっていて、少し特別です。ずっとやりたかったことがやっと実現しました。
私は江の島の方に住んでいるのですが、次の夢は、来年にサーフショップと提携してSUPヨガ(SUP:スタンドアップパドルボード略称)ができるスタジオを江の島の駅のそばにつくりたいなと思っています。

ヨガを始めたのは、実は小さいときです。
45歳の頃にバトントワリングを習い始めたのですが、結構バク転とかもするんですね、バトントワリングって。
そこで重要になってくる柔軟を、そのときの先生がヨガを取り入れてやっていたんです。
当時はヨガをやっているというよりはウォームアップという感覚でした。くねくね体操というか(笑)、哲学とかもまったく分からずにちょっとおもしろいポーズをとっている、みたいな。

その後ブランクがあって、OLになってから家の近くにヨガスタジオができたんです。でも当時はストレスフルな状態が当たり前で、何か習おうなんて気すら起きない状況でした。「ああ、できたんだ」と思いつつも、行こうなんて1ミリも思っていませんでした。
ただコンサル会社にいたので、流行っているしリサーチのために行ってほしいと言われて。
ヨガは昔やっていたし、仕事の一環として行ってみたら、すごく哲学が深くて。
そこでがらっと変わったんですね、これを仕事にしようと決意しました。


—そこでヨガと再会を果たし、現在はインストラクターとして教えられているというところですね。

そうですね、下積みから始めてインストラクターになりました。
教え始めてからはもう12年ほど経っています。


—日本でも2020年にはヨガ人口が1千万になるのではなどとも言われていて、12年前と今を比較すると盛り上がり方がだいぶ違うのではないでしょうか。

まったく違いますよね。よく言われるのが「ブームから文化へ」ということなのですが、哲学が深く、人が生きるための知恵や根本的なところから得られる効果をもたらしてくれます。
一過性のことではなくどんどんベースが根付いていくので、ヨガ人口が増えるのはとても自然なことと感じます。


現代社会におけるヨガの意味


—現代人に合ったと言いますか、ストレスとか多い時代だからこそ、という部分もあるのでしょうか。

あると思います。生き方が多様化しているじゃないですか。
多様化している分、人とのつながりもなんだかよく分からないという感覚もあり、知らず知らずのうちにみなさんいろいろバランスを崩しています。自分も含めてですが。
昔は田舎で家族が多くて近所づきあいもあって、というところが現代では薄れているので、そこでひずみが出て精神的に疲れている方が激増しているんですね。
そんな中、ヨガが助けになるということで始められる方が増えています。
もっと自分を良くしたいとか、生きるってどういうことなのかとか、学校では習わないような根本的なことを考えたときに、そこを教えてくれるのがヨガなんです。


—こちらはオーガニックカフェ「きせきの食卓」とヨガスタジオ「元町・YOGA2016」が併設されていますが、食も含めた生活全体というところで捉えられている感じでしょうか。

ヨガだけでももちろんいいのですが、食べるものが体をつくるので切り離せません。
食べるものに関して、今はチープなもの、コンビニエントなものが多くなりましたよね。
すごく添加物が入っているし、やっぱり体を蝕むんですよね。
先の先の世代に出てくる場合もありますし、アトピーの子供たちも増えています。
良い食べ物を、高級なとかそういうことではなくて、ちゃんと栄養価のあるエネルギーのある食べ物を提供すれば、メンタルも全然変わるんですよね、腸の調子が良くなるので。

その先で言うと、素材となるものを作られている方たちの意思を受け継いで、その輪を広げたいという想いがあります。
土から食物ができるのに、その土を汚染してしまっていますよね、化学的な洗剤などで。
そういうものを使わずにいることで手間はかかりますが、想いを持って良い食べ物を作られている生産者さんから買って、それをみなさんに提供するという良いサイクルを作っていきたいですね。
大きなチャレンジではあったんですけど、これは絶対やらなきゃいけないと思っていて、「やろう!」と踏み切りました。

私もプロ登録をさせていただいているアウトドアウェアブランドの「パタゴニア」さんが、やっぱり地球を大事に・土を大事にされていますよね。ですので、オープニングパーティやイベントのケータリングなどで「きせきの食卓」を利用していただいたりしています。

チャレンジにはチャレンジですが、想いがある人たちには必ず伝わりますし、間違ったことをしていないという自信があるので、絶対大丈夫だと楽観的に捉えています。こういうお店がいっぱい増えたらいいなとも思っています。



—先程ランチをいただきました。とても美味しくて、優しい味で癒されました。

良かったです、ありがとうございます。優しい味ですよね、中からすごくきれいになりますよ。


身体から心理にアプローチ!心と体の関係、ヨガが心にもたらすもの


—担当されているヨガのクラスについて、どのような内容か教えていただけますか。

骨盤ヨガを得意としています。ブームでもありますね。
前から指導者育成のトレーニングをやらせてもらったりしていて、骨盤調整をベースにしたベーシックなものや、ヨガニードラなどです。

先程の話に戻りますが、精神的に疲れている方がとても多いじゃないですか。
特に女性は今、男性が作った社会=ハードの中にソフトとして組み込まれていますよね。いいとか悪いとかではなく、元々の大枠は男性が作ったものなので、女性はすごく大変なんですよね、体も変わりますし。
企業では「平等に」ということにはなっているのですが作り・ハードが違うので、ものすごいストレスを感じます。女性のメンタルや女性ホルモンを整えていくためのクラスをやっているんですが、それはやはりとても需要が高いですね。


そういった部分も含め、「日本ヨガメディカル協会」という協会を岡部朋子先生が立ち上げて、医療とヨガをつなげる取り組みを始めています。アメリカは30年の歴史があるんですよ、保険適用もあったりします。
ここでうつ病の方々を集めてヨガがもたらす効果を測ってみたりという試みをしたりもしています。
案外、口にはしないけれど自分にも症状があったり、家族の方にあったりとかがとても増えているので、ひとごとではなく近くに誰かしらそういう方がいらっしゃると思います。
そういう方にちょっとでも癒しが与えられたり、看護師さんがそばにいる患者さんにヨガの指導ができるようになったりするようなトレーニングを組んだりする活動をしています。


—体でヨガをすることで心の方を癒していくというアプローチですね。

おっしゃる通りです。身体心理学と言われるんですが、体の方から心を変えていく。
例えば簡単に言うとやる気がないっていうときは(肩を落とされるジェスチャーで)「やる気がない」ってなりますよね。でも本当は元気がないんだけど、ぴしっと背筋を伸ばすと勝手にやる気が出るっていうのがまさにそれですね。
身体から心理を変えていくという。ホルモンの分泌も良くなりますし、やってしまえばそのメカニズムを知らなくても「なんかいいよね」って必ず実感が得られるので、うつ病患者さんにも効果的です。


—すごいポーズを取ったりするというイメージもあるヨガですが、どういうところをレッスンでは大切にされているのでしょうか。

息ができればヨガなんですね(笑)。
だって、深呼吸するものだから、息ができればそれでもうできているんです。
あと「寝てていいです」とか言ったり(笑)。
日本人は頑張り屋さんが多いので、皆さん緊張しちゃったり力んだりしちゃうので、それを取り除くことを意識しています。

ずっと寝ててもいいし、帰ってもいいくらいだし、もうほんとにそれくらいの感じでやってねっていうことを伝えると、ちょうどいいくらいになって実際に体に結果が出てきます。
ですから私が心掛けているのは「気楽にやってもらう」ということが一番ですね。


—会社員をされていた頃と生活は随分変わりましたか。

全然違いますね。疲れていたりイライラしたり、追われているのがスタンダードだったので、くつろごうとか何かを楽しもうという気持ちもなく、生きる目的とかもはっきりとは分からず。
目の前のこと、例えばここで結果を出すとか出世するとかそういうことはありましたけれども、人が生きて死ぬまでにやるべきことなんていうのは考えようともしていませんでした。

それがもう考え方ががらりと変わって、やるべきこととやらなくていいことっていうのが明確になってきて。死ぬまでにやるべきことをクリアにして真剣にやっていきたいなと思います。

愛用中のStandard Pacificアイテムについて


—アンバサダーをしていただいているStandard Pacificのバッグについても伺っていきたいと思います。フィールドリュックサックの方は毎日使っていただいているということで、気に入っているポイントはありますか。

毎日使っています、すごくいいです。
やっぱり背中部分ですね、フィット感が良くて。
今は暑いので汗をかきやすいですが、通気性がいいですよね。
ずっとリュック派でいろんなリュックを試しましたが、フィットするのに暑くなくて、そこが一番気に入っていますね。



他にも気に入りどころはたくさんあるのですが、とにかく移動が多いので、ここのサイドの保冷ポケットはお水を入れられたり、簡単にアクセスできるのですごくストレスがなくていいですね。

あとデザインがかっこいいですよね。カジュアルなのに、品があってクラッシーな感じというか。
このあいだは、ぴったりめのワンピースにこのリュックを合わせました。
メリハリがついてとてもおしゃれで、かっこいいなって、自画自賛(笑)。


ポケットが多いのと、PCが入るのもポイントです。
PCを持ち運ぶことも多いのですが、ものをたくさん入れてもストラップが幅広で重さを感じにくいですよね。
あとチェストストラップをとめると本当に安定しますし。


—フィールドリュックサックはジェットブラック、フィールドダッフルはスモークグレーを選んでいただきましたよね。


そうなんです。フィールドダッフルのプロジェクトもいよいよ始まりましたね!
私はスポーツとヨガのコラボレーションにも力を入れているんですね。
ボクシングジムにヨガを教えに行ったりしています。
フィールドダッフルはシューズや汚れものを入れられるシューズコンパートメントがあったり、ジム使いに最適ですね。キャリーケーススリット裏のポケットも便利です。
サイズ違いのフィールドウィークエンダーもあるんですよね。荷物をいっぱい入れる方はそちらも選べるしいいですよね。


ヨガxスポーツのコラボレーション


—ヨガと他のスポーツのコラボレーションについてもう少し教えていただけますか。

クロストレーニングでヨガがもたらすものは、もちろんストレッチ効果とかあるんですけど、ヨガが運動じゃなくてヨガって言われるのはメンタルを調整することがヨガだからなんですね。
プロのアスリートたちは本番でパフォーマンスを発揮しなくてはならないので、メンタル面でもいろんなトレーニングをされるんですが、ヨガが良いとおっしゃる方が多いんです。

サッカーJ3リーグの「Y.S.C.C.」というクラブと提携していたり、あとプロゴルファー、プロボクサー、プロの競輪選手へのトレーニングもおこなっています。
メンタル面で貢献できて成績が上がると嬉しいですね。
そしてそういう選手たちが、ヨガが良いと発信してくれています。
そういう風に、スポーツとヨガのコラボレーションのところには力を入れています。



私の想いは、やっぱりヨガってすごくいいものなので、広めたいんですよね。
自分自身を振り返っても、知らなかったら私も大変なことになっていたと思います。
そういうストレスフルな状況にいる方たちにも広めたいです。
ヨガをお好きでなさる方たちもちろんですし、絶対ヨガをしないっていう層にも広めたいんです。

聞いてなるほどと思ったのですが、人はまず食べることが必要で、次は、足=移動。
食べることが生産が効率的になって、自転車や自動車、飛行機ができて、洗濯機など生活を便利にするものができました。次に段階で求めるものは何かといったら、精神の世界なんだそうです。
今はちょうど過渡期なんですよね。絶対になくてはならないものが充足して便利になって。
そうなると心の内側が満たされているかとか、何のために生きるのかとか、そういう方にみなさん考えがシフトしてきている時代だと思います。

健康が目的ではなく、健康で楽しく過ごすため、楽しむ人生のベースとして必要というところにみなさん気づき始めています。機械に代わらないですものね、ひとがやることですので。
この業界はもっと大きくなっていくのではないでしょうか。

—ますますお忙しくなりますね。本日は本当にどうもありがとうございました。


Profile:奥村麻里(おくむら・まり)

国立大学経営学部卒業後コンサルティング会社に就職。起きた瞬間から早く一日が終わって!!と毎日思ってました。なぜだかいつもせかせかイライラ満たされない感覚。この私の細い目がさらに上にキーッっと釣り上がって、このままじゃいけないって焦りだしました。

その後造船商社へ転職した後、一念発起し東南アジアをふらふらと人生ってなんだろなぁって旅をしながらYOGAを学び、導かれるようにヨガインストラクターとして生業を立てることになりました。また2010年予備自衛官補生の経験をいたしました。

会社勤めの日々のストレスを抱えた生活に疑問を感じ、いったい自分は何を求めて生きているのか、何を最上の幸せとするのかを深く掘り下げながら熟慮した結果、自分が本当に自分らしくいられるYOGAに辿り着きました。ヨガを通して優しくなる事ができました。施すことと施される事に違和感がなくなり素直な感謝の気持ちがうまれました。

ずっと大嫌いだった自分の事が大好きになりました。自分をしっかり愛して幸せでいることが周りの皆を幸せにすることができちゃうことを知りました。

ストレスに満ちてしまっている現代社会を生きていらっしゃる方々に、毎日を楽しく過ごしたいとお考えの方に、足腰を強くし、元気で長生きしたい方に!本当の自分らしさを見つけるお手伝いをさせて頂けたら幸せです。

〇奥村麻里(おくむら・まり)
〇横浜西口、センター北、元町でヨガスタジオを4店舗とオーガニックカフェ経営。ヨガのインストラクターとして自社で活動している傍で、一般社団法人ヨガメディカル協会 理事
八洲学園大学講師
WSBジム、大橋ボクシングジム専属ヨガインストラクター
Jリーグ公式試合ハーフタイムでの顔ヨガイベント
フジテレビ月9ドラマヨガシーン監修と出演
NHK、日本テレビ、フジテレビSUPYOGA出演
NECパソコン内蔵SONY3D顔ヨガアプリの監修 など
日々ヨガをもっと多くの必要としている方々へお届けできるように異業種とのコラボレーションに邁進する日々です。ヨガをなさらない方々の層に向けて発信し、その快適さに気づきを持ってもらえたらと、やらないのは無力、小さくてもやる事は微力の精神で毎日コツコツみなさまにヨガを伝える日々です。

HP

Studio My Luggage (ヨガスタジオ):http://www.yogayoga.co.jp/
Premium Yoga Flat (ヨガスタジオ):http://www.yogayokohama.com/
Yoga Flat(ヨガスタジオ):http://flat.yogayoga.co.jp/
・元町・YOGA2016(ヨガスタジオ):http://motomachiyoga2016.com/
・きせきの食卓(CAFEDINING):http://www.kisekicafe.com/

Facebookhttps://www.facebook.com/mari.om.395

Instagramhttps://www.instagram.com/om.mari/


Location

インタビューをおこなったのは、横浜市にある元町・中華街駅から徒歩2分の「きせきの食卓」。
安心安全な素材にこだわったオーガニックのお料理と相性の良いヨガスタジオが同一施設内にて運営されています。ヨガスタジオで汗を流し、身体に良いお飲み物やお料理で充実した時間が過ごせる素敵な場所です。

きせきの食卓

写真:こだわり素材でからだにやさしいランチ

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